どうも、「地球は青かった」で有名なフルバヤシです。
今回は、2006年に実施される社会保障・税制改正を順番にご紹介していきたいと思います。参考にして下さい。(見終わった後に憂鬱な気分にはならないで下さいね)
●1月
・所得税の「定率減税」が半減
定率減税とは、算出された税額から、所得税の場合はその20%(最高25万円)、住民税の場合はその15%(最高4万円)を差し引く減税措置です。この定率減税が半減するということは、「増税」ということになります。そして2007年には、全廃となります。
●4月
・国民年金保険料の引き上げ
これは2004年度年金改正の「
保険料水準固定方式」によるもので、4月より月額の保険料が現在の13,580円から280円上がって13,860円となります。この280円アップは2017年まで続き、最終的には1万6900円(/月)となります。
・児童手当の対象拡大
これまでは小学3年生までの児童がいる家庭が対象でしたが、この対象が拡大し、小学6年生までとなります。(支給金額は第2子までは1人につき5,000円、第3子から1万円)
・地震対策のための税制整備
耐震改修工事をした場合、最大で20万円、所得税を控除できるようになります。
●5月
・酒税の見直し
「第3のビール」一缶(350ml)当たりが3.8円の引き上げ。清酒1.8l当たり36.9円の引き下げとなります。
●6月
・住民税の定率減税の半減
所得税は1月でしたが、住民税は6月から半減となります。こちらもそして2007年には全廃となります。
●7月
・たばこ税の引き上げ
1本あたり1円の値上げとなります。
●9月
・厚生年金保険料の引き上げ
4月の国民年金保険料の引き上げと同じく、こちらも「
保険料水準固定方式」により2017年まで引き上げが続きます。現在は報酬額に対して、14.288%(労使折半)ですが、これが0.354%14.642%に引き上げられます。最終的には、18.3%まで引き上げられます。
●10月
・
医療費自己負担の引き上げ
70歳以上の高所得者の負担割合が「2割→3割」へアップします。また、70歳以上の長期入院者の食住費の負担が増えます(食費、住居費の全額を自己負担)
さらに、高額療養費の自己負担も引き上げられます。(原則として、72,300円を超える部分の医療費は払い戻されていましたが、この72,300円というボーダーラインが、80,100円となります)
・出産一時金の引き上げ
最後ぐらいはいい話題を。こちらは負担減です。1人について30万円の支給が35万円にアップします。
…何か、八割ぐらいが負担増の話でしたね…。
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